今回は、専門科目の論述式(記述式)試験の解答のコツをご紹介します!
弐徳猫が、実際に解答作成にあたって意識していた5つのポイントを紹介します!
- 東京大学 大学院 工学研究科
- 東京大学 大学院 経済学研究科
- 東京工業大学 大学院 工学院
論述式の試験とは
本記事で解説するのは、解答が1つではない「自由記述式」の試験についてです!
本記事で対象とする試験問題は、以下のような問題です。
- ○○について説明しなさい
- ○○について論じなさい
- ○○について自身の意見を述べなさい
計算問題ではないため、単一の解答があるわけではありません。
解答の文字数が指定されていることもありますが、基本的に自由に記述できることが多いです。
実体験
弐徳猫の成績
東京大学大学院経済学部に合格後、成績開示請求をしました!
開示結果はこちら!
試験勉強・試験本番のお話
専門科目の勉強を始めたのは、試験を受ける年の1月からです!
また、過去問を使用し始めたのはB4に入ってからです。
詳しい院試対策スケジュールはこちら!
試験本番では、時間の許す限り文字を書きました。
論述式試験では、配点ポイントがイマイチわかりません。
とにかく、「知識を有していること」をアピールするため、知りえる情報はすべて書きました。
勉強方法・筆記試験本番の話はここちら!
具体的な解答のコツ
5つのポイント意識するだけ!!
意識すること
弐徳猫は、以下の5つを意識して試験対策・本番の解答を行いました!
- 一文は短く、端的に
- 「説明する場合」は周辺知識も併せて
- 「意見を述べる場合」は論理的に
- 適宜、用語説明を挟む
- (覚えているのなら)出典・根拠も明記
① 一文は短く端的に
これは、試験に限らず「読みやすい文章を書く為」の基本だと思います。
② 周辺知識も併せて書く
「○○とは○○である。例えば○○の場合は〇〇である。」等、(分野によって求められる周辺知識は違いますが)単純に定義を説明するだけでなく+αで何か書けると良いと思います。
採点基準がわからないため、加点要素になるかは不明です。
しかし、減点されることはないと信じて書きました。(これで弐徳猫は合格したので、悪くはなかったかと…)
③ 論理的に
これは言わずもがな。
④ 適宜用語説明を挟む
説明でも意見でも、専門用語を用いて解答した場合は、そのすぐ後に「ここで○○とは、○○の事である。」みたいな感じで書きました。
これは、②と同様に加点要素になるかは不明ですが、(間違ったことを書かない限り)減点されることはないでしょう。
「とにかく自身の有する専門知識量をアピールする!」という気持ちで、弐徳猫は書きました。
⑤ 出典・根拠を明記
これも分野によって異なりますが、イメージとしては「どの法律・規則で定められているのか」「どのような歴史からそうなったのか」といった感じの事です。
専門科目について勉強する際に、断片的に重要な部分のみを暗記しているのではなく、全体を流れで暗記していると書けます。
周辺知識を書くべきと述べた②と少し被りますね…
【おまけ】経済学分野志望者向け〈公式解答〉の入手方法
一般的に院試過去問の公式解答は公開されていません。
そのような中、北海道大学大学院経済学研究院では下記の分野について公式に出題の趣旨・解答例を公開しています!
- マクロおよびミクロ経済学
- 経済思想
- 経済史
- 経営学
- 会計学
- オペレーション・リサーチ
弐徳猫も一部参考にしていました。
おわりに
本記事で紹介したことが正しい!とは言い切れません。
なんといっても、採点基準や模範解答がわからないので…
しかし!弐徳猫は上述の内容で全て専門科目について6割以上得点できましたので、的外れというわけではないと思います(思いたいです)。
是非参考にしてください!
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