- 東京大学 大学院 工学研究科
- 東京大学 大学院 新領域創成科学研究科
- 東京大学 大学院 経済学研究科
- 東京工業大学 大学院 工学院
本記事では、東京工業大学工学院電気電子系の院試過去問について
難易度、出題傾向、対策方法 などを分析・解説していきます!

過去問解答はnoteで公開しています!
東工大工学院電気電子系 について


東京工業大学工学院電気電子系の入試はA日程とB日程が実施されています(2024年3月現在)。
A日程の基準紹介はこちら


大学院説明会も例年複数回開催されているので、必ず1回は参加しましょう。
過去問は大学院HPで公開されているようです。
倍率や外部進学率についてはこちら


【概観】過去問分析


HPで過去問が5年分掲載されているので、対策には十分である。
全体を通してかなり高得点勝負となっている場合が多いと考えられる。
選択問題の中では、「回路」の難易度が若干低めである。どちらも解答可能な場合は回路を選択すると良い気がする。
数学


【全体】出題の特徴
フーリエ変換、ラプラス変換が主である。
難易度は高くないが満点を取るのは難しいと感じる。
【分野別】フーリエ変換
離散フーリエ変換や複素フーリエ変換まで幅広く出題されるので網羅的に計算できるようにする必要がある。また、図示する問題もある。
【分野別】微分方程式
特に難問は出ないので、基本的な微分方程式からオイラーの微分方程式までできれば問題ない。
【分野別】複素関数
隔年程度で出題される分野。
正規関数の判定や留数定理による積分が頻出である。
【分野別】線形代数
ごく稀に出題されるが、科目名の変遷(「電気数学」→「数学」)を考えると、今後も出題可能性は低いと考える。
余裕があったら勉強しておきたい分野である。
電磁気学


【全体】出題の特徴
問われる現象のパターンは少ないが、図示させる問題など解答パターンは多いので、現象のイメージが重要である。
【分野別】電気
グラフの概形を書かせる問題は過去問である程度演習できる。
【分野別】磁気
電気と同様に基本問題のみ。
電気回路


【全体】出題の特徴
他の大学院と比較して、数値が与えられている問題が多いので、単位や有効数字を気にすることがあるので注意が必要である。
ラプラス変換による求解もあるので、微分方程式とラプラス変換の両方をおさえておく必要がある。
【分野別】RLC回路
典型的な問題が多いが、計算が複雑な場合もあるので、簡単に計算する方法を試行錯誤する必要がある。
【分野別】小信号等価回路
この分野は、どの教科書を見てもあまり触れられていないので、過去問で演習を重ねる必要がある。
パターンは決まっているので、解放丸暗記でもどうにかなるかもしれない。
東大電気系にも出題されている分野なので、演習として使うと良い。
【分野別】分布定数回路
ごく稀に出題される。
教科書で良く見る問題しかないので、最低限の知識はつけておきたい。
終わりに
筆者は毎年院試問題を解き、解答を公開しています。
複数年度の過去問を解いている中で見えてきた傾向をまとめてみました。
あくまでも「筆者の独断と偏見」で書いた過去問分析ですが、対策に役立てていただければ嬉しいです。
他大学・他専攻の過去問分析についても随時公開していきます!



コメント