今回は、研究計画書の書き方第2弾!テーマ決め編です。
第1弾!こちらでは、研究計画書の内容や書式を網羅的に解説しています。

これから研究計画書を書き始める方、どのようなテーマにするべきか悩んでいる方は必見です!

テーマ決めの方法

テーマ決めの方法には、以下のパターンが考えられます。
- 卒論の延長となるようなテーマにする
- 学部生のうちに学会・コンペに参加し、それを発展させた内容にする
- 希望の研究室や指導教員の論文を読み、決定する
- 専攻分野に関する(最近の)学会報告や論文を読み、決定する
① 卒論の延長となるようなテーマにする
これは最も簡単な方法です。
すでに卒論の執筆を進めている場合は、研究の進め方や課題についても明確になっていることから、研究計画書の執筆もスムーズに進むと考えられます。
前者の場合は、その大学院や研究科を志望する理由(志望理由)と整合性が取れなくなる可能性があります。
面接官卒論として自大学で研究できているのに、外部進学する必要があるの?
後者の場合は、卒論の執筆がまだ進んでないと考えられます。
延長線上にあるテーマにしようと考えても、現在行っている研究(卒論)の成果・結果がどうなるかわかりませんので、課題設定が難しいと考えられます。
② 学部生のうちに学会・コンペに参加し、それを発展させた内容にする
①と似ていますが、少し違います。筆者が最もお勧めする方法です!
文系大学生の多くは、本格的な研究活動を行った経験が少ないのではないでしょうか。
そのような中で「研究計画書」の作成を求められても、イメージが湧きにくいと思います。
そこで、時間と環境が許すのであれば、是非、学会やコンペに参加してください!
学部生のうちに挑戦するのですから、当然自大学の(現在の)指導教員からも指導して頂けます。つまり、研究テーマ関しても助言が貰えるということです。
そのうえで、今後の検討課題とした部分を院試に向けた研究計画書に反映させることで、自然と研究計画書も完成していきます。
こちらの記事でも書いていますが、研究計画書の作成の手助けになるだけでなく、実績として院試面接時のアピールポイントにもなります!


③ 希望の研究室や指導教員の論文を読み、決定する
テーマよりも先に、行きたい大学院や指導を受けたい教員が決まっている場合です。
(どの部分に魅力を感じて志望しているのかは人それぞれですが)志望理由と絡めてテーマを決定していく方法になります。



○○分野の第一人者である○○教授の下で学びたい!
このような場合、研究科や教員が過去に取り上げているテーマに関して、その論文内で課題とされている部分を深堀するようなテーマになると思います。
あまり推奨はされませんが…、学歴ロンダを目的にした院進の場合も、この方法でテーマを決めることが有効かもしれません。(志望理由との繋がりが一番明確になるため)
④ 専攻分野に関する(最近の)学会報告や論文を読み、決定する
これは、基本中の基本です。
特別やりたい研究は無いけれど、専攻分野は決定している場合。その分野の既存研究に沢山触れましょう!
様々な論文を読むことは、その後の研究活動においても決して無駄になることはありません。
ひとまず、手当たり次第にたくさん論文を読んでみて、自分の特に興味のある分野・惹かれる分野を見つけていきましょう!
お勧めの参考書
研究計画書の作成で悩んでいる方は、以下の本がおすすめです!
↓こちらの本では、研究計画書の実例も載っています。
↓こちらの本では、研究とは何か・どのように進めるべきかが解説されています。「研究活動」の経験が少ない受験生が、建設的な研究計画書を書く際に役立つと思います。
テーマ決めの際に注意すること


テーマ決めの際に注意することは以下の点です。
テーマがある程度浮かんで来たら、下記の項目と照らし合わせ、過不足が無いか再考しましょう。
- 既に誰かが研究しているのでは無いか(先行研究の調査不足)
- 実現可能性が低い(修士課程2年で完結できるか・自分の実力と見合っているか)
- 志望する研究科・希望指導教員とのミスマッチ(志望動機との不一致)
- 学術的・社会的に意義があるか(どのように役立つ研究なのか)
おわりに
以上が、「研究計画書の書き方第2弾!テーマ決め」についてです。
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第3弾!背景・先行研究レビューについてはこちら


↑↑例文を用いて解説してますので、是非参考にしてください!







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