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すぐに使える研究計画書のテンプレートを紹介!文系学生向け

これから研究計画を考える人や,大学院入試のために必要な人は,どう書けばいいか迷っていませんか?

「何を書けば評価されるのか分からない」「文章の構成が不安」と感じる学生は少なくありません。

そこで本ページでは、すぐに使える研究計画書のテンプレートを紹介します。

サンプルを参考にしながら、自分の研究テーマに合わせて簡単に作成できます。

初めて書く方でも、手順に沿って進めるだけで完成できる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。

東大の研究科で実際に使用した計画書を元に作成しています

目次

研究計画書とは?文系学生が押さえるべきポイント

研究計画書は、「修士課程進学後にどのような研究を行いたいのか興味のある分野・研究計画)」・「どのような研究を行いたいから、この研究科を志望しているのか志望理由)」を伝えるものです。

\ 研究計画書に求められること /
  • 研究計画が明確であるか
  • 実現可能であるか
  • 学術的・社会的に意義のある研究か
  • 志望する研究分野に関する基礎知識(能力)が十分にあるか
  • 先行研究・既存研究を十分に理解しているか

そもそもの書き方やテーマ設定方法などは以下の記事で紹介しています!

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すぐに使えるテンプレート例

それでは,各章ごとにテンプレートを紹介します!

研究計画書の章構成はこちら!

  • 研究テーマ(タイトル)
  • 背景(+研究目的)
  • 先行研究レビュー
  • 現在までの準備状況
  • 研究対象と研究方法
  • 研究実施計画
  • 研究意義
  • 参考文献

研究テーマ(タイトル)

  • 書く内容: 研究の主題を簡潔に表すタイトル。
  • ポイント:
    • できるだけ具体的で、一目で内容がわかるようにする
    • 「誰にとって何を明らかにする研究か」が伝わるようにする
    • 例: 「SNSが若年層の政治意識に与える影響の分析」

○○に関する研究(テーマ)

弐徳猫(名前)

テーマ名および名前の記載位置は、大学から指定がある場合が多いです。

「表紙」をつける形、ヘッダーに書く場合など…。募集要項等を確認しましょう!

背景(+研究目的)

  • 書く内容:
    • 研究の背景や社会的・学術的な意義
    • そのテーマを選んだ理由
    • 最終的に何を明らかにしたいか(研究目的)
  • ポイント:
    • 読み手が「なぜこの研究が必要か」を理解できるようにする
    • 簡潔に2〜3段落でまとめる

1.研究背景・目的
 〇〇によると、○○である(世の中の現状。具体的な数値があると尚良い)。その影響として、〇〇ということが社会的課題となっている。
 このような背景から、○○に関する研究が行われている。〇〇を題材としたものが主流であったが、近年では○○に関する研究へと発展している(その研究分野が、どのように発展しているのか)
 しかし、上述の研究分野では、○○が課題の一つとして指摘されている。
 ○○では、(○○という課題に対して)○○と述べられている(③で述べる課題が、「課題である」と広く認識されていることを示す。※自分が”勝手に”課題だと思っているわけではないと示す。)
 このような問題意識を受け、本研究では(○○を目的に)○○について明らかにしたい。具体的には、○○に関して○○を行う(研究内容の要約)
  また、本研究を行う主観的動機は○○にある。(書いても書かなくても可)

背景を書く中で、その分野特有の用語などが登場する場合、「ここで○○とは、○○の事である」と言ったような用語説明を挟むと良いです。

先行研究レビュー

  • 書く内容:
    • 関連する既存の研究や文献を簡単にまとめる
    • 自分の研究が先行研究とどう違うか、どこに貢献するかを示す
  • ポイント:
    • 文系は論文や書籍を引用して論理的に整理する
    • 「先行研究ではここが未解明」と明示すると研究目的が際立つ

2.先行研究の整理
 本章では、○○に関する研究について整理する。
2.1 ○○に関する研究
 代表的な研究に○○や△△がある。○○では、○○を目的に○○を行っている。結果として、○○であると示している。今後と検討課題としては○○を指摘している。
↓(その他、複数の研究について同様にまとめていく)
2.2 □□に関する研究
↓(その他、複数の研究について同様にまとめていく)

研究計画書の指定文字数が少ない場合は、背景と先行研究レビューをまとめて書く等の工夫が必要です。

現在までの準備状況

  • 書く内容:
    • データ収集や調査、文献レビューなど、すでに進めた作業
    • 実験や調査の準備状況、進捗度合い
  • ポイント:
    • 「研究計画が現実的で実行可能」と示すことで信頼性アップ
    • 進捗がある場合は具体的な数値や状況を簡潔に記載

既に卒論や個人的に分析を進めている場合は、「現在までの準備状況」として成果を示しましょう!

3.現在までの準備状況
 本章では、現在までに行った分析結果についてまとめる。
3.1 ○○
 aaaaaa
3.1 □□
 aaaaaa
3.? 結論と今後の課題
 aaaaaa
 以上のことから、修士課程では○○に関して更なる研究を行いたい。

ミニ論文を書くような気持ちで、節の分け方(構成)は卒論などと似たような形でOK

例文最終行の赤字部分に繋がると、研究計画書にまとまりが出ます。「現在までの準備状況」が無い人は、先行研究レビューにつなげる形で「先行研究の課題→自分が行いたい研究」とすると良いでしょう。

研究対象と研究方法

  • 書く内容:
    • 研究対象(対象者、資料、期間など)
    • どのようにデータを収集・分析するか(方法論)
  • ポイント:
    • 方法が明確で再現性があることを示す
    • 文系の場合はアンケート、インタビュー、資料分析など具体的に記述
    • なぜこの方法を選んだか」も簡単に説明

4.研究対象と研究方法
 本章では、修士課程で実施予定の研究について、その対象と手法をまとめる。
4.1 研究対象
 aaaaaa
4.2 研究方法
 (データ収集や整理、データ分析・実験にはどのような手法を使うかなどを整理して書く)

研究実施計画

  • 書く内容:
    • 研究のスケジュール(例: 文献レビュー、データ収集、分析、執筆)
    • 研究の各段階で何を達成するか
  • ポイント:
    • 年月単位や段階ごとに箇条書きで示すとわかりやすい
    • 計画が現実的かつ順序立てていることを示す

5.研究計画
 修士課程進学後の研究の進め方は以下の通りである。
 (修士課程2年間のいつどのような研究段階にいる予定なのかを書きましょう)

研究意義

  • 書く内容:
    • この研究が学術的・社会的にどんな価値を持つか
    • 「なぜこの研究が必要か」を補強
  • ポイント:
    • 先行研究との差別化ポイントを明確にする
    • 読み手に「この研究をやる意味」が伝わるように簡潔にまとめる

6.研究意義
 本研究の意義は以下の〇点にある。
 第一に学術的意義として、○○がある。(具体的に、新規性や何に貢献できるのかを示しましょう。)
 第二に〜〜〜。
 第三に〜〜〜。
 ↓(好きなだけ書きましょう)

参考文献

  • 書く内容:
    • 研究計画で引用した書籍・論文・資料のリスト
  • ポイント:
    • 引用形式は大学や学会の指定フォーマットに従う
    • 文系は書籍名・著者名・出版年を明示するとよい
    • 参考文献の量より、関連性と信頼性が重要

記載方法の指定がある場合は、それに従いましょう。
特別な指示が無い場合は、自分の所属する大学の記載方法に従う形で問題ありません。

最終チェックリスト!

各章を書き終わったタイミングや、全体を書き終えたタイミングで「確認しておきたい項目」をまとめました。

\ 基本的なこと/
  • 体裁は整っているか
  • 図表番号は挿入されているか
  • 引用の仕方は正しいか
  • 誤字脱字は無いか
  • 文字数の指定はクリアしているか
\ 発展的なこと/
  • 整理した先行研究に偏りが無いか(国内・国外、古いモノ・新しいモノ)
  • 特別文字数の多い章は無いか(読んで違和感がないならOK)
  • 一貫性のある文章か
  • 論理的で説得力のある文章か

可能であれば、友人現在の指導教員の先生に読んでもらうと完成度が高まります!


以上が、文系学生向けの研究計画書の章立てと具体的な書き方のポイントです。

初めて書く方でも、このテンプレートと手順を参考にすれば、迷わず計画書を作成できます。

研究テーマや方法は自分の興味や学びたいことに合わせてアレンジしながら、完成度の高い計画書を目指してください。

ぜひこのページを参考にして、スムーズに研究計画書を書き上げましょう。

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